ローカルDXスクールでは、最終回(第6回)「成果発表会」を12月13日(水)にenspace(仙台市青葉区)にて開催しました。
最終回は、Product Founder & Engineerの増井雄一郎(masuidrive)をお迎えして、5回分の成果を組み合わせ、DXの基本方針案としてプレゼンを実施。講師のコメントを受けブラッシュアップしました。
オリジナルフォーマットでの基本プラン作成
第2回で検討したDX化に向けて「何を、なぜ変えるか」を土台に、第5回で示されたフォーマットに書き込むことで、より具体的なプランとして自社がDX化を進めるための取組を出し合いました。発表用のフォーマットは「DX提案書」として、一般社団法人シビックテック・ラボ作成のフォーマットを一部改変して、本スクール用の発表スライドとして、参加者のみなさんに活用いただきました。
本スクールでは、第1回の事例研究や、第3,4回のデジタル技術に関するインプットも踏まえ、DX化で何ができるのかを把握しながら、自社で成すべきこと、進めるべきことは何かを、全6回で考えていきました。
参加者のみなさんには、その意図をご理解いただき、最終回のアウトプットまで走り切っていただきました。自社が取り組むべきことへの解像度が上がり、課題解決に向けた糸口が見えたのではないでしょうか。
異業種交流という手段
また、本スクール開催の考え方の背景には、異業種連携という意図もありました。DX化という新たなチャレンジにあたり、推進役となる人の道を照らすには、さまざまな有識者の力だけではなく、社内外に理解者を増やすことも大切な手段です。
毎回入れ替わるゲストとの交流や学びを得るのみならず、異なる業界から集まった参加者同士が、ともに考え、ともに学ぶことで、自分の味方を増やしながら前進を図る。そして、簡易であれDXで取り組むべきことを言語化することで、社内の理解者も増やしていく。
全6回の講座で、こうした仲間づくりも進んだのではないでしょうか。
宮城県内で活躍する地域の企業が、今後も成長を図りながら生き残っていくために、「地域のDXを加速させるみやぎコネクトプロジェクト(略称: みやぎコネプロ)」では、引き続きみなさんと一緒に未来を創る活動を続けていきます。
*本イベントは宮城県「令和5年度異業種連携促進支援事業業務」にて実施したものです。
宮城県では、DXに取り組む企業やサポート企業が参加するイベントを開催しており。ICTポータルサイト「オープンイノベーションみやぎ」では、県内に拠点をもつIT企業を検索できます。
宮城県の支援制度や、団体・自治体からの情報も公開中です。