モバイルビジネス市場は、2007年に1兆円を超え、今後も拡大の傾向にあると言われています。

このような中、新しいコンテンツ配信やサービスの進展から、地方発による新たなビジネスモデル創出の可能性は高いと予想されます。

宮城県内においても、モバイルをビジネスチャンスと捉え参入を希望する企業は多いことから、県としても「モバイルコンテンツセミナー」や「モバイルビジネスセミナー」などを企画し、企業のビジネス参入についてこれまでも情報提供等を行ってきたところであります。

しかしながら、首都圏にビジネスが集中していることからも、依然として地元企業においてビジネスのノウハウを有する企業は少なく、情報収集のための企業間のネットワークも形成されていない状況にあり、未だビジネス参入には至っていない現状にあります。

このような状況を打開するため、異業種間によるネットワークを形成し、連携して首都圏企業との交流や情報収集によるノウハウ蓄積を多角的な視点から行うことにより、互いに成長しあい、将来的には東北初のビジネスモデルを創出するため、ここに「みやぎモバイルビジネス研究会」を結成する運びとなりました。